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インタビュー

金沢にいても、ヨーロッパにいても、リモートで働ける。地方在住の新卒エンジニアがフレイ・スリーでできること

フレイ・スリーは加賀市と協働で、地方創生に取り組んでいます。その一環として2019年1月に加賀市で開催したハッカソン で、一人のユニークな学生に出会いました。それが今、金沢在住でインターンをしている宇畑勲駿(うばた・ひろとし)です。今回は彼と、その指導役を務めるフレイ・スリーのデベロッパー青木諭の話から、当社でのインターンのことを知っていただきたいと思います。

学生結婚で国際結婚。妻の故郷・ベルギーでエンジニアになるべく研鑽中

2019年1月の加賀市ハッカソンに参加した当時、宇畑は金沢大学の4年生でした。動画を活用した観光マーケティングのコンテンツを企画・制作してもらう3日間。参加した学生とフレイ・スリーのスタッフは、ロケハンや取材、企画、制作と密な時間をともにすごし、さまざまな会話をしました。

そのなかで、宇畑は卒業後、ヨーロッパでエンジニアとして仕事を得たいと思っている、そのために今のうちに実務経験を積みたいと考えていると語りました。それならばインターンをしてみないか?と、フレイ・スリーのスタッフが誘ったのです。

宇畑
僕は大学1年のときにプログラミングの魅力にとりつかれました。大学での専攻は機械工学なのですが、早いうちからITエンジニアになろうと決めていたので、研究の内容も、プログラミングを取り入れられるようにうまくマッチングさせました。
じつは僕、大学で出会ったベルギー人女性と学生結婚しているんです。将来は妻といっしょにベルギーで暮らしたいと思っています。職業はエンジニアというのはゆるぎない目標で、向こうでエンジニアになるには大学院を出ていないと不利だというのを聞いて、ベルギーの大学院へ進学することを決めています。
今はそのための準備期間なんです。まず英語を勉強すること、それから研究実績をつくること。さらに向こうでエンジニアとして仕事を得るにあたってプラスに働くよう、企業で働いて実務経験も積みたいと考えていました。そんな話をしたら、フレイ・スリーの方から声をかけていただいて。本当にラッキーだったと思います。

青木
加賀市のハッカソンでは、参加した学生さんたちはとても意欲が高く、私たちが期待していた以上の発想やクオリティを見せてくれました。そんななかの一人が宇畑くんだったんです。
ハッカソンは加賀市の依頼でお手伝いさせてもらったプロジェクトでしたが、当社にとっては、学生さんとの交流を通じて、若い人たちの深い思いを聞くことができ、また会社のことを知ってもらういい機会でもありました。おかげで宇畑くんのような意欲ある若い人にインターンに来てもらうことができましたしね。

独学とは異なる視座で、プログラミングを学べる喜び

宇畑はハッカソンが終わったあと、2019年2月からインターンとしてフレイ・スリーの業務に携わっています。宇畑は金沢市在住のため、東京のフレイ・スリーとの仕事のやりとりは完全リモートです。

青木
まずは、プログラミング実務で必要な基本的なことを一通り理解してもらいました。言語やデータベース設計の考えかた、複数人で開発をおこなうための共有ツールの使いかたなどです。

プログラミングの技術そのものは、独学でも時間をかければ習得できますが、実務では誰のために作るのか、ミッションにいかに応えるかを意識することが大事です。宇畑くんには、当社の業務を通して、そういう考え方のトレーニングもしてもらいたいと考えています。

宇畑
エンジニアになるために自分なりに勉強をして準備をしてきたつもりだったんですが、実際の仕事に触れてみたら、ぜんぜん準備が足りなかったなと痛感しました。ほとんど毎日、新しいことを教えてもらっています。
しかも、ユーザーが使いやすいものをつくろうと思ったら、また難しさが断然違う。一つのボタンを使いやすくするためにものすごく時間がかかったりして。ユーザーを意識した仕事の難しさは、ひとりで勉強していただけでは体験できないものでした。

青木
技術そのものも、独学でも学べますが、やはり理解している人間から教わるほうが早いんですよね。誰かに頼りすぎるのもよくないので、バランスが大事なんですが。

宇畑くんに対しても、自分が100全部を教えるのではなく、かといって0でもなく、50くらい教えて、あとの50は自分で考えてもらう、というバランスを意識しています。

地方に住む意欲ある学生にも、最先端の情報に触れられるチャンスを

宇畑は3月に大学を卒業し、ベルギーの大学院受験の準備をしながら、フレイ・スリーでの業務を続けています。インターネットにより通信手段が飛躍的に向上した今ですら、地方在住であることは、依然として情報にアクセスするうえでの高い障壁だと宇畑は感じています。加賀市のハッカソンを通じての出会いは、宇畑にとって世界がより広がる契機となりました。

宇畑
プログラミングを勉強していくうえで、もっといろんなイベントに参加したいと思っていましたが、結局在学中に参加できたのは、加賀市で開催された2回のハッカソンだけでした。

いろいろ探してみても、やっぱりイベントの開催地は東京で、石川県では全然やっていない。「このイベントに参加して勉強したら人生変わるんじゃないか」と好奇心にかられるようなものがたくさんあるのに、参加できない……すごく悲しかったです。

フレイ・スリーでインターンをさせてもらうようになって、その間アメリカ旅行にも行ったんですが、旅行先でも仕事をしていました。今後、ベルギーの大学院に入ってからも、リモートで仕事をさせてもらえることになっています。

僕はベルギーに行ってバイトをするにしても、飲食店くらいしかできることがないと思いますが、性格的には絶対に向いてない。だからフレイ・スリーで継続して仕事をさせてもらえるのは本当にありがたいです。もう、奇跡です。

青木
事前に相手と意思疎通がしっかりできていれば、オンラインでの仕事もやりやすいですね。時間を守る、連絡をきちんとするなど、社会人として基礎も問題なく、しっかりしているというのも大切です。今後も、地方の学生さんで意欲がある子がいれば、インターンとして一緒に仕事をしていくことで、地方の活性化に貢献できるなと思いました。

ただ、宇畑くんとはやはりハッカソンで3日間いっしょに過ごしたことで、信頼関係が結べていたというのが大きいです。そういう、地方の学生さんとの出会いの場をもっと増やしていけるとチャンスも増えると思います。

宇畑
プログラミングが楽しいのは、お金をかける必要もなく、コードを書くことで無限に可能性が広がっていくところです。すごく柔軟性があって、新しいことがどんどんできる。

いま僕はフレイ・スリーで仕事をさせてもらって、とにかく楽しくて、苦しいことはひとつもありません。今は英語の勉強や研究など、ほかにもやることがいっぱいあるので、ずっとプログラミングだけやっているわけにはいきませんが……。これが本業になったら、毎日何時間でもやれると思うと、ワクワクが止まらないです。

青木
いいですね。宇畑くんはいま、プログラミングの世界の入り口に立ったところです。これからもっともっと面白くなっていきますよ!当社はもちろんのこと、いろいろなところで、たくさんの経験を積んでほしいですね。

宇畑
ベルギーでは妻も働いてくれるので、時間がかかってでも大学院をちゃんと出て、30代くらいには、ヨーロッパの地で、自分で稼げるエンジニアになるつもりです。

青木
宇畑くんが30代になったらすごいんじゃないかな。楽しみにしてます。

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